新しい家族を迎えて~保護猫チコちゃんとの生活 Day2~

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2日目

さて1夜明けて2日目。

そのまえに、初夜・・・とてもいいましょうかw

予め預かりさんから「寂しがって夜鳴きするかもしれません」と聞いていましたが、本当に「夜鳴き」止まらないチコちゃん。

モカちゃんは我が家にお迎えした当初はほとんど鳴いたことがなく、今でもたまに小さな小さな声で「ニャ・・・」と呟く?囁く?ような鳴き方をするので、チコちゃんのように「ニャーーーーーーーン」「にゃぁぁぁぁぁぁぁ~~~ん」と鳴くのはある意味とっても新鮮でした。

そして夜中にずっと鳴き続け・・・これはちょっと大変かも・・・

と思い、ふと隣を見ると・・・

びろーんと伸びて爆睡するモカさん。。。。

いや、気にならないのかーいwww

猫って本当に不思議。神経質なのにマイペースで・・・可愛い。

そんなこんなで朝になり、そっとケージを覆っていた布をめくってみるとそこには・・・

大きなクリックリのお目々!!まさにつぶらな瞳。

そして大きな大きな「ニャーーーーーーーーー!!(ご飯ちょうだい!!)」

お預かりさんより「だみ声で鳴きます」と聞いたときは(だみ声・・???)と思いましたが、本当にだみ声www

(普通に可愛く鳴くときもあります。)

小さな体で精一杯主張しているのですね。可愛いね。

夜中に鳴きながら一人で何をしていたのか、ケージの中がひどいとっちらかり様ww

2階部分に置いてあったベッドとタオル、おもちゃは全て下に落ち、水はこぼれ、トイレ砂は1/4ほど外に掻き出されて散らばっています。

掃除している間も、ずっと大きなだみ声で鳴き続けるチコちゃん。

お転婆とは聞いていたけど、本当に元気いっぱいね(笑)よきよき。

ご飯食べてくれるかな・・・とちょっと心配していましたが、なんてことはない。

ものすっごい勢いでペロっと平らげてくれました。

トイレも上手にできたし、安心安心。

1日目にしては上出来です。

残すはモカちゃんとの関係性のみ。

私たち飼い主は、そこに全力を尽くします。とは言え、人間は猫同士の関係にあまり介入しない方がいいらしいので、怪我をしないように注意するくらいしか、できることはなさそうですが・・・

そしてお腹がいっぱいになったら、早速シャーシャー合戦が始まりましたw

さあ、大変。

どうやらチコちゃんはシャーと同時に手も出ますね。ケージの中なので届いていませんが。

きっと自分より大きな雄が怖いのでしょう。

モカちゃんは賢くて優しいから(飼い主目線)きっと大丈夫。

と信じて見守ります。

二人とも頑張れ~~~

3日目

3日目。

まだチコちゃんは完全ケージ生活です。

預かりさんから「3日間は出さないで」と言われているので、約束を守ります。

お転婆チコちゃんは、出してほしくて仕方がないらしく、ケージの中でだみ声で鳴きながら暴れています(笑)

モカちゃんのことは怖いけど、それより遊びたい気持ちの方が強いのかな。

元気いっぱいの女の子。

モカはそろそろちょっと慣れてきたのか、シャーの回数が減り、その分興味津々で見つめ、ときにケージに近づいて覗き込むようになりました。

うんうん、いい感じ。

なんて思って見ていたら、チコちゃんからシャーシャー&猫パンチ(届いてない)攻撃w

まだまだ近くに来られたら怖いよね。ゆっくり仲良くなれるといいな。

とは言え、1週間で決めないといけないのはちょっと辛い・・・

4日目

4日目。

そろそろ閉じ込めておくのもかわいそうだし、預かりさんも少しづつ部屋に慣れるように出してもいいとおっしゃっていたので、まずはモカを別の部屋へ隔離してチコちゃんだけで部屋を探検してもらい・・・

などと考えていたのに。

いや~~~~~やってしまいましたね。

うっかり、トイレの掃除をしようとケージを開けた瞬間、モカがするりと中に入ってしまいました(汗)←は???

ええええええええええ!???

いきなりケージの中という狭い空間で接近戦!???

いやーーーーどうしよう!!

とりあえずモカちゃん!!出てきて!!

チコちゃんが出てきてくれてもいいよ!?

どっちでもいいから出てきてーっっ(扉全開)

と私、大パニック状態(滝汗)

チコちゃん、顔が怒ってますね(苦笑)

抱っこが嫌いなモカちゃんを無理やり抱っこして、なんとかケージから出して事なきを得ましたが、本当にビビりました。

一番最初のご対面といい、うっかりが過ぎる・・・

あんな狭い空間で大喧嘩にならなくて本当によかったです(泣)

そしてここからが本番。

案外ためらいもなくスルリとケージから出てきたチコちゃんは、臆することなくどんどん部屋の中を歩き回ります。

そのチコちゃんに向かって、ちょっと遠くからシャーシャー言ってるモカちゃんww

さっき、いきなりケージに突入したあの勢いはどこへ行った(笑)

もくもくと部屋を探検するチコちゃん。

その後ろを距離を取りながらついていくモカちゃん。

ちょっと近づきすぎると、今度はチコちゃんの大きな「シャーーー!!」と猫パンチが飛んでくる。

びっくりしたモカちゃんが「シャーー!!」返し。

しばらくこれを繰り返していましたが、取っ組み合いのケンカにはならず・・・

頃合いを見て、またチコちゃんにはケージに戻ってもらいました。

初回にしてはまずまずかな?と言うことにします。

5日目~7日目

5日目からは、昼間に仕事の合間と夜2時間程度、毎日にチコちゃんを解放して様子を見ました。

最初はひたすらシャーシャー言いながら、一定の距離が縮まらないでいましたが、そのうちだんだんとモカの顔つきが柔らかくなり・・ちょっとチコちゃんを受け入れ始めたのかな?という感じに。

そして、ゆっくりモカが遊んでいるチコちゃんに近づく→チコちゃん怖がってシャーー!からの猫パンチして逃げる→モカが追いかける→チコちゃんが捕まる→ぎゃおぎゃおと取っ組み合いになる→チコちゃんがなんとか逃げ出す→モカがまた追いかける→気が付けばなぜかモカが逃げてチコちゃんが追いかけている→ぎゃおぎゃお取っ組み合いになる→チコちゃんが逃げ出す→ソファの下に隠れる→様子を見て出てきておもちゃで遊び始める→モカが近づく(以下エンドレス)

これをひたすら繰り返す・・・

あまりにひどいケンカになったら大きな音を出して止めようと身構えていましたが、チコちゃんが悲鳴を上げるとモカが一旦離れて小休止となるのでそのまま様子見。

でも見てるこっちも疲れてくるので、2時間たったらチコちゃんをケージに戻す。

これを毎日行っていくうちに、だんだんモカはしつこく追いかけることはしなくなり、そしてその分チコちゃんが大胆にモカに攻撃を仕掛けるようになり・・・

(あるときはテーブルの上からモカの背中に向かって大ジャンプ、またある時は寝てるモカの顔にピンポンダッシュならぬ猫パンチダッシュをかますなど)

お転婆ぶりを発揮してはやりすぎてモカに怒られ、しつけ?教育?っていうのでしょうか。

モカがチコちゃんを押さえ付けて首元に嚙みついて。

でもそうなるとチコちゃんはすぐに大声で悲鳴を上げるので、モカは離れる・・・を繰り返すようになりました。

これは果たしていいのか良くないのか?私には分かりませんでしたが、流血するようなケンカは一度もしなかったので、きっと時間をかけて仲良くなってくれる・・・はず。

と信じて、約束のトライアル開始から1週間後に、正式譲渡を決めました。

どうかどうか・・・もしも仲良しになれなかったとしても、いい距離感で一緒に生活していけるようになりますように。

この記事を書いた人

愛知県の行政書士です。
50代から資格取得、登録、開業しました。
主な取扱業務:酒類販売業許可申請、医療機関行政手続き、遺言書・相続、ペットのための信託、後見等。
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