新しい家族を迎えて~保護猫チコちゃんとの生活 Day1

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トライアル開始

いきなり決まったトライアル~~さあ、どうしましょう。

まさかこんな急な展開になるとは思ってもいなかったので、もちろん何も用意なんてしていません。

朝9時の開店を待って(いや、実は行ってみたら7時オープンって書いてありましたけどもw)車で15分程度の大きめなホームセンターへ。

ケージはひとまずモカさんが使っていた・・・もとい、使うだろうと思い用意したけど結局ほとんど使われなかったケージがあるので、それでOKとして。フードとお水入れも余分にあったのでよし。

なくてはならないチコちゃん専用のトイレと追加のトイレ砂を購入。張り切って1歳までの子猫用のフードも購入。

ついでにいくつかおもちゃも購入(笑)←もちろんモカさんが最初に遊びました

そそくさと帰宅してシステムトイレのセッティング完了。

なんだ、こんなもんか。他にやることなかったわね、と一息。

約束の時間が近づくにつれ、そわそわソワソワソワソワ・・・

何も知らないモカさんは、2階の子供部屋でのんびり外を見ています。

これはラッキー。

まだちょっと早いかな・・なんて思っていた矢先

「ピンポーン♪」

きたああぁぁぁぁぁぁああ~!!

「どうぞどうぞ、お上がりください!急な申し込みですいませんでした」

「迅速にご対応していただき、ありがとうございました」

「お暑い中、遠くまでお越しいただきありがとうございました。何も目印がない住宅地なので、分かりにくくなかったですか??」

等々一通りの挨拶をしつつも、そっと床に置かれる布をかぶせたキャリー。

・・・・どきどきどきどき・・・

と、そこで。

なんと。なんたることか。

せっかく2階で一人(匹)で隠れて聞き耳たてていたであろうモカさんを。

大声で名前を呼びながら、わざわざ連れに行く夫よ!!!

何してくれてんねーーーん!!!

なぞに関西弁もどきになるわ!!心の中で全力で突っ込んだわ!!

いきなり会わせてどーするん!???

まずは、匂いの交換からって、猫同士を会わせる時の基本でしょうがっ!!

と思ったけど、お客様の手前ってこともあり

「連れてこなくてもいいのよ~~」

の一言で我慢した私偉い(涙)

そんな夫を見て、苦笑いしながらそっと布を外す預かりボランティアさん。

キャリーの中で洗濯ネットにくるまれて、大きな大きな瞳で怯えたようにこちらを見つめるチコちゃん。

ああああ、やっぱり可愛い。

とっても美人さん。本当に可愛い。

しばらくそのままの状態で、預かりさんに色々と質問攻めにする私。

フードは?→今まで与えていたフードを持ってきたので同じフードを与えてほしい(ここで、今朝張り切って買った1歳未満用のフードの出番はなくなりましたw)

砂は?→こだわりはないので多分どんな砂でも大丈夫

いつまでケージで過ごすべき?→少なくとも3日間はケージから出さない方がいい

他にも「初日はケージを完全に布で覆って、モカちゃんから見えないようにした方がいい」「安心して過ごせるように、チコちゃん専用のスペースを確保してあげてほしい」などなど・・

なんせ、初めての試みなので、分からないことだらけです。

「他に質問はありますか?」と言われても、何が分からないのかも把握できていないような状態です。

あとは、お気に入りのおもちゃを貸していただき、好きな遊びを教えていただき・・

その間ずっと、1メートルほどの距離を保って、ひたすら固まったままじーーーーっとキャリーを見つめるモカさん。

「そろそろケージに入れてみましょうか」

となり、そっとキャリーから出してケージへ移動。

緊張しているチコちゃんは、すんなりケージに入ったけどそのままケージの中で一番高い場所へ移動したまま、小さく丸まって動かなくなってしまいました。

四方から丸見えで落ち着かなくてかわいそうなので、布を被せて隠してあげて様子を見ることに。

そこですーーっと近づくモカさん。

くんくんくんくん・・・匂いを確かめています。

おおお??シャーも言わないし唸り声も出さない。

黙ってじっと見つめ返すチコちゃん。

(実はケージがちょっと大きめのため預かりさんからお借りした布の寸法が足りてなく、下の方が隠れてないのです)

予期せぬ展開でいきなりのご対面となってしまったけど、もしかしていい感じではありませんか???

預かりさんも「なんだか上手くいきそうですね?」と。

しばらく様子を見ていましたが、大丈夫そうとの判断で、この日トライアル開始の手続きをし(書類にサイン等)、帰られました。

トライアルは1週間。

すでに生後6ヵ月のチコちゃんは、これからみるみる大きくなり、あっという間に1歳になってしまいます。

やはりお迎えするなら子猫がいいという方が多く、1歳をすぎると一気に譲渡が難しくなるそうです。

なのでできるだけ早くトライアル成功か失敗か、正式譲渡するかしないかを決めてほしいとのことでした。

「チコちゃんをよろしくお願いします」

なんだか・・・息子にお嫁さんをもらったみたい???(経験ないけど)

責任を持ってしっかり面倒をみさせていただきます!という気持ちでいっぱいでした。

二人(2匹)とも、拒否反応を見せてなくて良かった~~~

と思ったのも束の間。

預かりさんが帰られたあと、突然始まりました。

最初はモカさんからの、声にならないくらい小さな声での

「シャー」

ん?んん??今もしかして「シャー」って言った???

「シャー」「シャーーーー」「シャーーーーーー!」

それに応戦するようにチコちゃんからも

「シャーーーーー!」

うわああああ~~~~~始まってしまった、シャーシャー合戦!!

そりゃそうよね・・・いきなり仲良しなんて・・・そんな奇跡あるはずはないよね。

というか、モカさんってそんなに怖い顔できるのね!?

シャーーーー!って言ってる時の顔、見たことないくらい怖い顔してる。

さて、これからどうなることやら・・・

この記事を書いた人

愛知県の行政書士です。
50代から資格取得、登録、開業しました。
主な取扱業務:酒類販売業許可申請、医療機関行政手続き、遺言書・相続、ペットのための信託、後見等。
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